減塩と縁がなかったこれまで、おいしい物をお取り寄せしてきました。がしかし、減塩生活でおいしい物が食べられなくなるのか、気になったので直接、問い合わせてみました。減塩生活でも家族で鍋が囲めるのか、お取り寄せの鍋の塩分気になりませんか。減塩目線での比較ですが個人的にもオススメで、大体が某ランキング上位のお取り寄せの鍋です。
はじめに
どれくらいの塩分なら食べられることにするのか。塩分が低いにこしたことはないですが、鍋を食べると決めて一日の塩分摂取量6gにまとめるために朝、昼の塩分を多少調整して、朝1.5g、昼1.5g、夜3.0gくらいなら可能な範囲でしょう。というわけで鍋の塩分3gまでなら食べられることにします。あとスープは極力飲まない、スープが煮詰まってきたら水を足す前提です。※そもそもスープを自分のさじ加減で薄めることができることにあとから気づく。
もつ鍋
上質のモツが、普通のスーパーなどでは手に入りにくいことからお取り寄せの人気が高いです。また鍋=冬ではなくニラのによる疲労回復効果もあり夏バテ対策にもと、季節を問わず年中楽しめます。
もつ鍋・水炊き 博多若杉
もつ鍋のお取り寄せといえば「もつ鍋・水炊き 博多若杉」というくらいにお取り寄せ鍋のランキング1位をとっているこのお店。人気からもわかるとおり美味しさについては説明不要でしょが、臭みのないもつとスープとニラキャベツの相性がよく、お店のオススメの食べ方の倍の量のニラは必要と思うくらい野菜も美味しく食べられるもつ鍋。(実際我が家ではニラはいっぱい入れてます。)
- モツは小腸のみとミックスホルモン(小腸、赤センマイ、ハツ)の2パターン
- スープは醤油味、味噌味、あごだし醤油味、塩とんこつ味、胡麻坦々味(ミックスホルモンのみ選択可)の5種類
- 鶏がらスープでポン酢で食べるもつ鍋もある
塩分について
セット内容(一例):国産牛もつ、各もつスープ(濃縮)、ちゃんぽん麺 、ゴマ、鷹の爪、柚子胡椒
もつ 0.2g (100g当たり)日本食品標準成分表2015年版(七訂)より
ちゃんぽん麺 0.18g (100g当たり)
もつ鍋スープ【濃縮】塩分100ml当たり
- 醤油味 4.1g (3倍希釈の場合 1.025g)
- 味噌味 1.86g (3倍希釈の場合 0.47g)
- あごだし醤油味 5.46g(3倍希釈の場合 1.37g)
- しおとんこつ味 4.8g (3倍希釈の場合 1.2g)
- ごま坦々味 1.95g (3倍希釈の場合 0.49g)ホルモンに味付けされるためトータルの塩分不明
- 水炊きスープ 0.8g もつ鍋ポン酢 8.3%
醤油味の一人分の塩分を推計すると、もつ0.2g、スープ1.54g(150mlとして)、シメのちゃんぽん0.18g スープ+αでも、思いのほか塩分は少なく、家族と鍋を囲んで一緒に食べられそうです。
蟻月
東京、大阪、札幌、海外にまで実店舗のある人気店。近くにお店がない方や予約が大変という方にお取り寄せで超人気店の味を家庭で楽しめる。
- もつは国産牛の小腸のみ
- スープの味は4種類 オリジナルブレンドの味噌風味の白、さわやかな九州醤油風味の赤、さっぱりと味わうために作りあげた塩味のテールスープ風味の銀、味噌ベースのスープに厳選した唐辛子を溶かしこんだ激辛チゲ風味の炎。
塩分について
セット内容(一例):スープ、もつ、おろしにんにく、ごま油、タカノツメ、ちゃんぽん麺
もつ 0.2g
ちゃんぽん麺 0.27g (100g当たり)
スープの塩分
- 白 500g 18.8 g お湯200mlで希釈 2.69g (100ml当たり)
- 赤 500g 19.7 g お湯200mlで希釈 2.82g (100ml当たり)
- 銀 500g 9.4 g お湯200mlで希釈 1.35g (100ml当たり)
- 炎 400g 13.5 g お湯200mlで希釈 2.25g (100ml当たり)
一番塩分の少ない銀で一人分の塩分を推計すると、もつ0.2g、スープ2.03g(150mlとして)、シメのちゃんぽん0.27g スープ+αで、減塩生活でも食べられそうです。他の種類のスープとなると減塩生活ではきびしそうです。
特選松阪牛専門店 やまと
肉屋でも手に入りにくい黒毛和牛のコプチャン(小腸)と醤油ベースのあっさりした和風スープのもつ鍋。(もつについては松阪牛ではなく黒毛和牛表記でした)
塩分について
セット内容:コプチャン、スープ、小匠麺、粗とうがらし
- もつ 0.2g
- ちゃんぽん麺 0.1g未満(130g当たり)
- スープ 1.5g (100ml当たり)
一人分の塩分を推計すると、もつ0.2g、スープ2.25g(150mlとして)、シメのちゃんぽん スープ+αで、減塩生活でもギリギリ食べられそうです。
水炊き
寒い冬はもちろん、暑い夏でも冷え切った冷房や冷たい食べ物飲み物で弱った内臓を元気にしてくれるような滋養の高い家庭料理として昔から博多の水炊きは親しまれてきたのです。
博多華味鳥
水炊きのお取り寄せといったら「博多華味鳥」というくらいに水炊きのお取り寄せランキングで上位のお店。お店の名前と同じブランド鶏華味鳥を自社で育てるところからこだわっている。水炊きって水で煮ただけの鍋だろうと思っていたのですが、初めて「博多華味鳥」の水炊きを食べたとき、水炊きってこんなに美味しいんだと感動したのを覚えています。骨のついたぶつ切りは若干の食べにくさはあるものの鶏の味が濃く、切り身はほどよい感じです。ポン酢はだいだいの利いた博多の水炊きでよくある甘めのポン酢です。
塩分について
セット内容:水たきスープ、華味鳥 切り身、華味鳥 ぶつ切り、華つくね、ポン酢
- 水炊きスープ 0.6g (100ml当たり)
- 華つくね 0.8g (100g当たり)
- ぽん酢 6.76g (100ml当たり)
- ぶつ切り・切り身 0.1g (100g当たり)
一人分の塩分を推計すると、鶏肉0.15g (150gとして)、つくね0.2g (50gとして)、ポン酢1.02g (大さじ1)、スープ0.6g (100mlとして)、シメの雑炊でスープ+αでも予想通り家族で鍋を囲んで水炊きが食べられそうです。
まとめ
これまで利用したことのあるお取り寄せの鍋(もつ鍋と水炊き)でしたが、朝昼のご飯で塩分の調整をすれば、家族と鍋を囲めるという確認が取れました。種類によっては厳しそうなものもありますが。2018年7月に問い合わせた塩分量ですので、味の改良などで変更されている場合もありますのでご理解ください。