減塩生活

減塩に関する8つの誤解

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「汗をかくような蒸し暑い日は食事の塩分を増やす必要がある」

「天然だから海塩は製造塩より良い」

「調理中に入れた塩が塩分摂取の主なもと」

「魅力的な味にするのに塩分は必要」

「塩分を入れないと味気ない」

「塩分が多い食べ物はしょっぱい」

「高齢者だけが塩分摂取量がどれくらいだったか心配すればいい」

「減塩は健康に悪い」

いくつ正解だと思いますか?

「汗をかくような蒸し暑い日は食事の塩分を増やす必要がある」

汗をかいても塩分はほとんど失われないので余分な塩分を摂取する必要はない。水をたくさん摂取することが重要である。

激しい運動や労働などで大量に汗をかいたような場合は塩分補給も必要です。

 

「天然だから海塩は製造塩より良い」

「単に天然だからといって海塩は製造塩より良いわけではない」 塩の原材料に関係なく、良くない健康転帰をもたらすのは塩の中のナトリウムである。

仮に1g料理に使うならば製造塩より海塩のほうが他のミネラル分がある分塩分相当量は低くなるいう理由なら良いと思います。

 

「調理中に入れた塩が塩分摂取の主なもと」

「調理中に入れた塩が塩分摂取の主なもとではない」 多くの国々では、食事中の塩分の約80%が加工食品がもとである。

 

「魅力的な味にするのに塩は必要」

「魅力的な味にするのに塩分は必要ない」 人の味蕾が順応するのには少し時間がかかるが、一度減塩に慣れれば、食品を楽しみ幅広い範囲の味に気付く。

 

「塩分を入れないと味気ない」

最初はこれが当てはまるかもしれないが、味蕾が減塩に慣れたら、より少ない塩分でより多くの味の食品を楽しめる。

 

「塩分が多い食べ物はしょっぱい」

時には砂糖のような塩味を隠すようなものと混ぜられているので、塩分が多い食品が非常に塩辛いとは限らない。
食品表示を読んで、ナトリウムのレベルを知ることが重要である。

 

「高齢者だけが塩分摂取量がどれくらいだったか心配すればいい」

どの年齢でも塩分の摂取し過ぎは血圧を上げる。

 

「減塩は健康に悪い」

多くの日常食品に塩分が含まれているので、塩分不足には非常になり難い。

※適切な身体機能のために必要な最低限のナトリウム摂取量については十分に定義されていないが、世界保健機関(WHO)のガイドラインには、恐らく、僅か 200~500 mg/日であると推定されると記載されている。塩分換算で0.5~1.3g/日。

 

まとめ

あなたはいくつ誤解していたでしょうか。タイトル通り8つの見出しすべてが誤解される内容したが、個人的には「汗をかくような蒸し暑い日は食事の塩分を増やす必要がある」が誤解だということに驚きでした。スポーツなど大量の汗をかいたとき同様、日常生活でも塩分補給が求められると誤解していました。

これは世界保健機関(WHO)の減塩に関するファクトシートの
Misperceptions about salt reductionをまとめたものです。興味のある方は参考から原文がみられます。

 

参考:世界保健機関(WHO)減塩に関するファクトシート2016/06/20

 









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